もしあなたの大事な人が息してなかったら(ICLS)

2011年11月12日

日本救急医学会が主催するICLSの講習会に厚生病院へいってきました。ICLSとはなにかといいますと、突然の心停止に対して一次救命処置を含む最初の10分間をいかに適切で迅速なチーム蘇生を行えるかという技術を習得するための講習です。講習といってもそのほとんどは、マネキンでの体を動かしての実習で、ほぼ1日中、心臓マッサージや気道確保、AEDの使用方法の確認、などなど学生の実習以来でとても新鮮でした。少なくともこの実習で突然の心停止に対してなにもできないでパニックにならないような自信は身につきました。まさかそんな場面には遭遇しないだろう、って言えないと思います。もし倒れたのが自分の家族や友達なら見て見ぬふりはできないですからね・・・。救急車が来るまでに自分にできることって何だろうと、あらためてその後の当院スタッフのミーティングでも1次救命措置について考えなおすことができました。症状とピンバッジもらいまいた。(笑)